ITパスポート|ガバナンス・監査 問6
情報システムの企画、開発、運用、保守に関わるマネジメントとプロセスに対して、IT ガバナンスにおける経営陣の活動として、評価、指示、モニターを実施する必要がある。IT ガバナンスにおける経営陣の活動に関する記述として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a
- 外部のコンサルタントに責任と権限を委譲し、戦略立案からモニタリングまで全面的に任せる。
- b
- 情報システム戦略で想定した効果が、どの程度達成されているか確認するための情報を収集する。
- c
- 情報システム戦略を実現するために、必要な責任と要員を組織に割り当てる。
- d
- 情報システムの複数の将来像を想定し、外部の情報システムの専門家に比較分析を依頼して評価する。
正解:エ
解説
ITガバナンスでは、経営陣が自ら「評価・指示・モニター」を行います。外部の専門家に分析を依頼して判断材料を得るのは構いませんが、責任と権限そのものを外部に任せることはできません。
- a
- 不適切。ITガバナンスの責任は経営陣にあり、外部に全面的に任せることはできません。
- b
- 適切。戦略の効果の達成度を確認する情報収集は「モニター」に当たります。
- c
- 適切。必要な責任と要員を割り当てるのは「指示」に当たります。
- d
- 適切。複数の将来像を比べて評価するのは「評価」に当たります。専門家の比較分析は判断材料で、評価の主体は経営陣のままです。
- エ 正解。適切なのは b・c・d です。a だけが、責任まで外部に委ねてしまっている点で不適切です。
出典:令和8年度 ITパスポート試験 公開問題 問35(読点「,」を「、」に改変)