ITパスポート|情報倫理・AI倫理 問3
A 社では、インターネット上で提供されている生成 AI サービスを、自社の事業活動で利用することを検討している。利用における留意事項として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a
- A 社では B 社と秘密保持契約を結んだ上で共同研究を行っているが、共同研究に関する機密情報を生成 AI に入力した場合、B 社との秘密保持契約に抵触するおそれがある。
- b
- A 社では顧客の個人情報を取得し、マーケティング活動に利用しているが、顧客分析を目的として個人情報を生成 AI に入力した場合、第三者提供に該当するおそれがある。
- c
- A 社では自社が属する業界の動向に関して情報収集を行い、その結果を製品開発に利用しているが、生成 AI を用いて情報収集を行った場合、得られた情報に誤りが含まれるおそれがある。
正解:イ
解説
外部の生成AIサービスを使うときは、「入力する情報」と「出力される情報」の両方にリスクがあります。
- a
- 適切。外部サービスへの入力は、相手先から預かった機密情報を第三者に渡すことになり得るため、秘密保持契約に反するおそれがあります。
- b
- 適切。サービスの規約や使い方によっては、個人情報を外部事業者に提供したと見なされるおそれがあります。
- c
- 適切。生成AIはもっともらしい誤り(ハルシネーション)を出力することがあるため、裏付けの確認が必要です。
- イ 正解。a・b・c はいずれも生成AIを使うときに注意すべき点です。
出典:ITパスポート試験 サンプル問題(2026年公開) 問4(読点「,」を「、」に改変)